DWIBS

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全身の癌検索を行う検査です

DWIBSは一般的な検査では検出不能な癌も指摘できます。

はじめに

現在のところ保険収載されておらず、自費診療での施行となります。価格はページ下にあります。
DWIBSとは、MRIの特殊な技術を用いて水分子の自由度を検出し、全身の癌の有無を確認する方法です。
全身の癌検索としては、他にCTを用いたPET-CTがあります。DWIBSの利点は被ばくが無く、面倒な事前準備が不要な点です。
DWIBSとPET-CTの診断精度はほぼ同程度です。
 

中村院長のDWIBS
 
中村院長

院長のDWIBSです。異常な高信号域がなく、ほっと⼀安心。

 

院長は家族歴に膵癌があり膵癌発症リスクが高いものの、一般的な検査である超音波は精度が高いとは言えません。そんな場合にDWIBSが効果を発揮します!

DWIBS検査のメカニズム

癌細胞が急速に増殖する特徴を利用して、水分子が動きをとらえ病変部を検出します。
 

DWIBS・PET-CTのがん診断比較表

死亡順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
がん 大腸 膵臓 肝臓 胆嚢胆管 乳房 リンパ腫 前立腺 食道 膀胱
DWIBS
PET-CT

◎:最適 ○:可能 △:不向き ✕:不可能

死亡順位:厚生労働省「2019年人口動態統計」に基づく

DWIBS検査の強み

~PET-CT検査と比較して~

PET-CTと異なり、CTと放射性物質の注射による二重の被ばくがありません。
また、比較的安価、食事制限がない、糖尿病など基礎疾患による制限がない事が強みです。
PET-CTでは苦手とされる癌腫(肝、腎、尿管、前立腺領域)の検出にも優れています。

DWIBS検査の弱み

肺癌が苦手分野として知られています。
閉所恐怖症やペースメーカーが有る場合は行えないという欠点もあります。
 

PET-CTと同様の弱点

胃、大腸癌の検出には不向き検出精度が局在や大きさ、進行度に左右される炎症等、癌以外の病変も検出される(偽病変)こともある為、病変が指摘された場合は、それが本当に癌なのか精査する必要がある

DWIBSの苦手領域をカバーするには?

全身を網羅的に探索できる精度の高い検査ですが、PET-CTと同様に領域ごとに早期発見目的の補完的検査をしておくと安心です。

具体的には、一般的な癌検診の項目である
  肺(胸部レントゲンまたはCT)
 胃(内視鏡)
 大腸(検便、CT、内視鏡)
 腹部エコー
 婦人科検診、乳腺エコー(女性)
も受けておくのが肝要と考えます。

費用

DWIBS単体

50,000円(1~4月は15,000円引)

DWIBS+腫瘍マーカー

57,000円

 
※腫瘍マーカー:CEA+CA19-9(胃、大腸、膵臓、胆道、⼀部の肺癌),AFP(肝癌),PSA(前立腺癌)/CA15-3(乳癌、婦人科癌)
 

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