咳・痰の原因と治療

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見過ごせない咳と痰

咳や痰は、私たちの体が外部の異物や感染に反応して自然に起こる防御反応です。
しかし、長引く咳や痰には、気管支炎、肺炎、喘息 などの病気が隠れている可能性があります。
当クリニックでは対症療法で改善がない場合、CTなどを用いた迅速で正確な診断で適切な治療を行うことを大切にしています。

咳・痰とは?

咳は、気道に入った異物やウイルス、細菌を排除するために体が行う防御機能です。
短期間の咳はよくある症状ですが、長期間続く咳やひどい痰を伴う咳には、特別なケアが必要な場合があります。
痰は、気道が感染や炎症を起こした際に分泌される粘液で、色や量が異なる場合があります。透明な痰は通常問題が少ないですが、黄色や緑色の痰が多く出る場合は、感染の兆候かもしれません。

咳・痰の主な原因

咳や痰の原因は多岐にわたります。以下に、代表的な疾患を紹介します。
 

 風邪・インフルエンザ

風邪やインフルエンザは、ウイルス感染によって引き起こされることが多く、咳や痰を伴うことが一般的です。通常は1〜2週間で自然に治癒しますが、症状が長引く場合は別の病気の可能性も考えられます。

 急性気管支炎

気管支がウイルスや細菌に感染して炎症を起こす病気です。咳とともに痰が多く分泌されるのが特徴です。細菌性の場合は抗生物質の治療が必要で、ウイルス性でも通常は数週間で治ります。

 喘息

喘息は、気道が狭くなって呼吸がしづらくなる病気で、咳が長引く原因の一つです。特に夜間や早朝に咳がひどくなり、息苦しさを伴うことがあります。

 肺炎

肺炎は、細菌やウイルスが肺に感染して炎症を引き起こす病気です。痰の色が黄色や緑色になり、発熱や倦怠感を伴うことが多く、早期の抗生剤による治療が必要です。

 アレルギー

花粉やハウスダストなどのアレルゲンに反応して、咳や痰が出ることがあります。アレルギー性咳嗽(がいそう)は、アレルゲンを避けることと、抗アレルギー薬の服用で改善することが多いです。

長引く咳に隠れた疾患

咳や痰が数週間以上続く場合、慢性咳嗽(まんせいがいそう) と呼ばれます。次のような重篤な病気が原因であることがあります。
 

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

喫煙者に多く、慢性的な咳や痰が特徴。

結核

持続的な咳や痰、発熱、体重減少が現れる感染症。

肺がん

特に長期間喫煙をしている方は、咳や血痰が症状として出ることがあります。

 
当院ではレントゲンだけでなくCTも有しますので、必要に応じ直接肺をチェックし早期に怖い病気を否定することができます。
長引く咳や痰を軽視せず、早めに医療機関を受診することが重要です。

診断と治療の流れ

当クリニックでは、咳や痰の原因を特定するために、問診 と 必要に応じた検査 を組み合わせた診断を行います。

問診
胸部レントゲン検査、CT検査

肺の状態を確認し、肺炎や肺癌、胸膜炎など各種疾患の有無をチェックします。

血液検査

感染や炎症の度合いを調べます。

治療方法

風邪や軽い気管支炎

咳止め薬や去痰薬を処方し、症状を和らげます。

喘息や慢性気管支炎

喘息や慢性気管支炎の場合、気管支を広げる薬や吸入ステロイドを使用します。

肺炎などの細菌性感染

抗生物質を使用します。

生活習慣の改善

喫煙が原因の場合、禁煙を強くお勧めします。また、アレルギーが原因の場合、アレルゲンを避ける対策が重要です。

 
 

よくある質問

風邪の症状であれば1~2週間で治ることが多いですが、咳が3週間以上続く場合や、痰に血が混じる、発熱が続く場合は、早めに医師の診察を受けることをお勧めします。

一時的に症状を和らげることはできますが、長引く場合は原因に合わせた根本的な治療が必要です。

透明な痰は通常問題ありませんが、黄色や緑色で咳がひどい場合や、または血が混じっている場合は、感染症や肺の異常が疑われます。その様な際は早めに受診してください。

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