新潟市中央区のプラーカ中村クリニックには複数の専門医が在籍しています。
下痢の原因をしっかり見極め、内視鏡検査やCT、血液検査を通じて、必要な治療と生活改善をご提案しています。

下痢とは?|症状と定義
下痢とは、通常よりも水分が多く、やわらかい~水のような便が頻繁に出る状態です。1日に3回以上の軟便や水様便が出る場合、「下痢」と診断されます。
短期間で自然に治る急性の下痢と、数週間以上続く慢性的な下痢に分けられ、原因や対応が異なります。
下痢の主な原因
1. 感染性の下痢
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ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルスなど)
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細菌(サルモネラ、大腸菌、カンピロバクターなど)
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寄生虫(まれですが渡航後に見られることも)
多くは急性で腹痛、場合により発熱を伴います。
2. ストレスや自律神経の乱れ
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緊張や不安でお腹がゆるくなる
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朝の通勤前などに繰り返す
このような場合、過敏性腸症候群(IBS)の可能性があります。
3. 消化管の病気が隠れていることも
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潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患
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大腸がんや大腸ポリープ
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膵臓・胆のう・胃などの機能障害
血便や体重減少を伴う場合は、精密検査が必要です。
4. 食事や薬の影響
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アルコール、カフェイン、香辛料の摂りすぎ
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抗生物質や糖尿病治療薬などの副作用
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食物アレルギーや乳糖不耐症
当院の下痢診療の特長
1. 原因に応じた精密検査
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大腸内視鏡検査(ポリープや腫瘍の有無確認)
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腹部CT、超音波検査(臓器の状態確認)
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血液検査、便検査(炎症や感染の確認)
2. 消化器専門医が診断・対応
経験豊富な医師が、機能性疾患から炎症性疾患まで丁寧に対応します。
- 総合内科専門医、内科認定医2名
- 消化器病専門医2名
- 消化器内視鏡専門医2名
3. 女性医師の診療も可能
女性ならではの不安にも配慮し、安心して相談いただけます。
4. 下痢と関連する症状・疾患にも対応
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血便やお腹の痛み
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痔や肛門の違和感
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胃痛や吐き気など、他の消化器症状との関連も診ます
よくある質問
2〜3日で自然に治る下痢は様子を見て良いですが、「1週間以上続く」「血便がある」「体重が減った」「夜間もトイレに起きる」といった症状があれば早めの受診をおすすめします。
はい、特に「血便がある」「体重減少」「大腸がん検診(便潜血)をうけていない」などの場合は、内視鏡検査が重要です。当院では鎮静剤を使い、負担の少ない検査を行っています。
下痢の原因によっては整腸剤だけでは改善しない場合もあります。原因を特定しないまま薬を続けると悪化することもあるため、一度医師の診察を受けることをおすすめします。
はい、過敏性腸症候群(IBS)など、ストレスや自律神経の乱れが原因となる下痢には、生活指導や薬物治療、自律神経を整えるアプローチが有効です。