\予約不要!初診で検査が受けられます/
乳腺の超音波検査
こんな症状はありませんか?
乳房にしこり・痛み・違和感
乳房から液が出る、かゆい
マンモグラフィー検診で「要精密検査」とされた
血縁者に乳がんの人がいる
超音波の乳がん検診を希望
超音波v.s.マンモグラフィー
超音波検査(US)とマンモグラフィー(MMG、乳腺専用のレントゲン検査)、それぞれ長所短所があるものの、個人検診ではUSが優ると考えています。
理由として日本人の乳がんの好発年齢40-50歳代の7割は、MMGでは病変が見つかりにくい「デンスブレスト(高濃度乳腺)」と言われており、このような場合USが断然有利です。 またMMGにともなう痛みや被ばくがないことも、USの大きな利点です。
MMGはおもに集団検診の「ふるい」(=1次検診)として用いられ、超音波検査はおもに精密検査として用いられます。
女性スタッフが行います
女性検査技師が検査を担当するので、質問や相談も気軽にできます。
また当院の超音波検査器は高画質で、さらにエラストグラフィーという組織の硬さを相対表示してがんを発見する機能を搭載しています。
エコー精度の確保のため、資格取得、研修を積極的に行っています
エコーを行う常勤女性技師は、日本乳がん検診精度管理中央機構の乳がん検診超音波実施技師でA判定認定を取得しています。
また、診察を行う医師も同機構の実施・判定医資格を持ち、定期的に外部講師を招くなどして研修やハンズオンを行ない技術や読影の研鑽に励んでおります。院内でも、定期的に勉強会や画像検討会を行なっています。

受診から検査まで
予約は不要です。年齢や食事の制約もありません。
プライバシーを尊重した環境で、上半身を脱ぎタオルで覆って検査します。上下に分かれた楽な軽装でお越しください。
女性技師が乳房にゼリーを塗り、プローブ(探触子)という器械を当てて検査します。
痛みも被ばくもなく、約5分で終わります。
検査後、医師がお一人おひとりに、結果説明と検診の指導を行います。
病理検査
超音波でしこりがあった場合、組織の一部を採取して顕微鏡で検査することがあります(針生検)。
消毒、局所麻酔の注射後、穿刺して10分ほどで終了です。当日はシャワー、翌日からお風呂に入れます。青あざは数週間で黄色くなり消退します。腫れや痛みが強い、呼吸が苦しいなどがあればすぐにご連絡ください。
針生検を要する場合は、約5000円が病理検査費用として追加でかかります。病理専門医が診断する中で、追加免疫染色などがある場合は、更に他症の費用がかかります。
血性乳汁を訴える方には、細胞の検査を出すこともあります(細胞診)。
費用
乳房のしこりや痛みなど何らかの症状がある場合は健康保険が適応され、3割負担で2,000円ほどです。
一方無症状の人間ドックや検診など健診目的の場合は自由診療で、全額自己負担で4,240円です。
地域や会社から助成がある場合は差額が自己負担額となります。
病理検査には追加費用が約5,000円かかります。
月に一度は自己検診、年に一度は超音波検査
「月に一度自己検診、年に一度超音波」が当院のお勧めする乳がん個人検診です。
乳がん患者さんの7-8割は自分で乳房のしこりに気が付いてから病院を受診しており、これほど自己検診が有用ながんは、ほかにありません。
ただし乳がんの約2割は病変が小さい、深いなどの理由で自己検診では見つけにくいので、超音波検査を受けて下さい。
自己検診の方法
生理開始後1週間から10日目位がいいでしょう。
人差し指、中指、薬指の3本の指の腹で、乳房の外側から乳首に向けて、順々にもれなく滑らせて行います。
お風呂で石鹸をつけると滑りやすく、わずかな違いが分かりやすくなります。
また仰向けで行うのも良い方法です。しこりが触れてもがんとは限りません。
まずは乳腺外科を受診して下さい。

よくある病気
乳がん
診断がついたら専門病院へご紹介します。手術後は乳がん連携パスに従い、病院と連携して、当院で経過を診させていただきます。
線維腺腫
良性なので多くは心配いりません。大きいものや増大傾向があるものは、経過観察、針生検、切除も考慮されます。
乳腺膿瘍
乳腺に膿がたまる病気(膿瘍)で、授乳期に多く、強い痛み、しこり、発熱、悪寒など伴います。切開排膿が原則ですが、当院では注射針で膿を吸出し「切らずに治す」治療も好成績を上げています。
乳輪下膿瘍
若い女性の陥没乳頭に多く、乳輪近くに小さな膿瘍や難治性のろう孔を形成します。
よくある質問
予約不要です。保険証をお持ちになり、上下に分かれた楽な服装でおいで下さい。
検査は約10分で終了します。
授乳中や生理中でも検査にはとくに支障ありません。
妊娠中や授乳中の乳がんや乳腺膿瘍の診断に、超音波検査は欠かせません。
お子様も一緒の診察室へお入りいただけます。
症状がある場合以外にも、検診異常や、すでに指摘された病変の経過観察の場合は保険診療で検査ができます。まったく医学的に理由が認められない場合、自費診療となります。
はい、男性にも乳腺が存在し病気が出ることがあります。エコーを含めた診察が可能です。
特に制限はありません。
超音波検査(US)とマンモグラフィー(MMG、乳腺専用のレントゲン検査)、それぞれ長所短所があるものの、個人検診ではUSが優ると考えています。
理由として日本人の乳がんの好発年齢40-50歳代の7割は、MMGでは病変が見つかりにくい「デンスブレスト(高濃度乳腺)」と言われており、このような場合USが断然有利です。 またMMGにともなう痛みや被ばくがないことも、USの大きな利点です。
MMGはおもに集団検診の「ふるい」(=1次検診)として用いられ、精密検査(2次検診)には超音波検査が用いられます。
いいえ。新潟市乳がん検診はマンモグラフィー検診(乳房のレントゲン検査)です。
当院は超音波検診で、新潟市の受診券は使えません。
はい。女性検査技師が行うので、安心・安楽に検査が受けられます。
とくにありません。
両方受けるのが理想的ではありますが、多くの乳がんは超音波でしこりとして見えること、マンモグラフィーで要精検とされた場合には精密検査として超音波検査になることなどから、個人検診でどちらか選ぶなら超音波をお勧めします。
しこり、痛みなど何らかの有症状の方には健康保険が適応され、3割負担でおよそ2,000円です。
無症状の方の検診には健康保険が適応されず4,240円です。(2025年1月現在)