むくみは病気のサインかも...
なんだか最近むくんでいるな、と思っていても何が原因か分からずお悩みの方は多いかもしれません。
塩分・水分の過剰摂取、過労、ストレスなど日常生活からくるものが多いむくみですが、病気が隠されていることも往々にしてあります。
気になったら、一度は問題がないか検査してみると良いでしょう。

むくみはなぜ起こる?
血管の中の水分が、下記のような原因で血管外(間質)に漏れてしまうと、むくみ(浮腫)が起こります。
血管の圧が上がって血管外に水分が押し出される
血液が薄まって血管外に漏れやすくなる(低アルブミン血症)
炎症により血管の壁が漏れやすくなる
その他
どんな病気と治療が考えられるの?
心臓の異常(心不全など)
薬剤性(カルシウム拮抗薬、ピオグリタゾン、消炎鎮痛薬、ステロイドなど)
甲状腺機能低下症
肝臓や腎臓の機能低下
低栄養
自己免疫疾患などの炎症
下肢静脈瘤や深部静脈血栓症
リンパ浮腫
など
原因を検索し、疾患に応じた治療を行います。加齢によるものやリンパ浮腫によるものは原因の解決が難しく、弾性ストッキングなどで対症的に見ていくしかない場合もあります。
むくみの原因を調べる主な検査
採血
心電図、レントゲン(心臓の精査)
下肢静脈エコー(静脈の弁異常や血栓の精査)
よくある質問
むくみは、皮膚を指で押したときにへこみが残る場合や、靴や指輪がきつく感じるなどで気づくことが多いです。朝起きたとき顔がむくむ場合や、夕方になると足がむくむ場合もあります。
左右非対称のむくみは、静脈やリンパの流れに異常がある可能性があります。
下肢静脈瘤や深部静脈血栓症などの病気が原因の場合があるため、一度医療機関での検査を受けることをおすすめします。
次のことを試してみてください:
塩分を控えた食事を心がける。
長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしを避け、適度に足を動かす。
寝るときに足を少し高くして休む。
弾性ストッキングを使用して血流をサポートする。
以下の場合はすぐに医療機関を受診してください:
むくみと同時に息切れや動悸を感じる。
一方の足だけが急に腫れ、痛みを伴う。
むくみが急激に悪化し、全身に広がる。
一時的なむくみは、塩分の摂りすぎや長時間の同じ姿勢が原因で、休息や生活習慣の改善で解消することが多いです。
病気によるむくみは、慢性的で次第に悪化する傾向があり、他の症状(息苦しさ、体重増加など)を伴うことがあります。